佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

カタログはEvernote。ネタはScrapboxへ

棲み分けだとか使い分けを考えるというのは、嫌いです。どうせグレーゾーンがあって、「自分ルール」を覚えておくなんて、わずらわしいことだと思います。

ただ、ずっとEvernoteについて思っていたことがあって、どうもEvernoteは仕事に使うとうまくいかない。むしろ、生活に充てた方が都合がいい気がする。

速度が遅いこともありますが、あれほど高機能なのに、文書作成支援となると機能がいささか貧弱に思える。ということは、私のような文章書きの方を必ずしも向いてくれていないとも言えます。

ノートを恣意的に並べ替えられないことと、アウトライン機能が「あるだけ」というのとが、やっぱりいまひとつです。その一方で、手描きメモの支援は手厚く見える。手描きまで検索してくれる。でもいまどき文章書きは、あんまり原稿を手で書かない気がします。

さいきんになってEvernoteにくっきりと残ってきたのは、ライフログ、PDFファイル、それからウェブクリップです。これはほぼ全部、生活に関わる。

むしろ生活的な資料や日記を中心としたライフログのケアをEvernoteに集中させた方がスッキリしそうだ、とおもうようになりました。

こんな話を、8/26のセミナーで、もう少ししっかりやろうと思っています。

Scrapboxはまだどうもいろいろしっくりこないところもありはしますが、とりあえず、ネタから文章の書き起こしと言ったところを中心に使い回しているところです。

 

Scrapbox情報整理術

Scrapbox情報整理術

 

 

 

 

『いつも「時間がない」あなたに』は良書ですが

 

いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: センディルムッライナタン,エルダーシャフィール,Sendhil Mullainathan,Eldar Shafir,大田直子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/01/07
  • メディア: 単行本
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この本のいいところは「欠乏の心理」のせいで、ますます欠乏に陥るという心理的問題を、時間にもぴったり当てはまることを豊富な事例でもって示しているところです。

あまり良くないと思えるのは、その対比にあまりにもページ数が割かれすぎていて、どうすればいいのかについての記述はいかにも物足りないところです。

本書の問題は、実のところ「タスクシュート」で漏れなく解決できます。そう見えないのは残念ですが、漏れなく、です。

特に本書で強調されている大事な点は、時間が豊富にあっても、欠乏しても、どちらにしても時間をムダに使ってしまうという「問題」です。これを本書では「スラック」という用語で解説していますが、整理が行き届いていません。

スラックは一種の「余剰」です。時間が余剰にあると、ムダに使いがちです。お金持ちがよけいなものを買うように。これはわかりやすいでしょう。

しかし、スラックがあまりに不足していると、時間をムダにしてしまうのです。なぜなら「時間をうまく使う計画を立てる時間」がないせいです。

だからスラックは、ほどよくなければいけない。タスクシュートは、スラックがほどよい状態になるように調節できるツールです。

そのことを私はこの本で書いたのです。だから私にしてみれば、上の本でこれでもかと提起されている問題は、下の本で解決されているという意味で「対」になっているのです。

 

なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか??「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術
 

 

 

時間管理はコンテクストを変えること

タスクシュートとという時間管理術を実践することは「予定表を実行する」こととは、一線を画すというか、まったく別のことです。

「予定表を作ってその通りに実行しよう」という発想には、刻々と変化してしまう予定と、その結果どんどん変化してしまうコンテクストのことが、まったく考慮されていません。


原稿執筆@デスク

 

そうはいかないし、またいくべきでもない。

なぜなら、@デスクにおける状況は刻々と変化するし、その変化の中には大きなチャンスも潜んでいるからです。

ル・マンの24時間は秒になおすと

86400秒

この時間は

神様が人間に貧富の差なく与えてくれる

86400秒さ

で・・・悪魔はその中のたった1秒をとても欲しがる

貴之はその1秒を悪魔に狙われた

かけがえのない1秒なのに・・・

1秒を・・・あきらめの時間に使ってしまった

1秒使ってブレーキを踏めば

300キロのスピードは少なくとも250に落とせる

50・・・落とせば次の1秒が手に入る

その1秒を使って車の方向を変えることさえ

可能になる

俺が・・・この顔キズだけですんで

生きていられるのは

1秒を大切にするからだ

白と黒の羊 (MF文庫―新谷かおるマグナムロマンシリーズ (8-1))

白と黒の羊 (MF文庫―新谷かおるマグナムロマンシリーズ (8-1))

 

時間の使い方次第で、次の時間の可能性を一変させてしまう。

まさにこれこそがタスクシュート。1秒を大切にしましょう。

【第2類医薬品】太田漢方胃腸薬IIを飲んでます

 

【第2類医薬品】太田漢方胃腸薬II<錠剤> 108錠

【第2類医薬品】太田漢方胃腸薬II<錠剤> 108錠

 

 

最近は暑いせいなのか、なんかしばらく胃腸の調子が悪く、こんなモノをドラッグストアで買って飲んでみたら、けっこういい感じになりました。

通常自分は、こういうタイプの胃薬は買わず、もっぱら「まっすぐ胃酸過多などを抑える系」にいくのですが、いつもと違ってイタイとかいった感じでもなく、いかにも「自律神経がうんぬん」とかいわれちゃいそうな調子が続いているので、こちらにしてみました。

自律神経失調症、っていったいなんなのですかね。けっこう昔からある言葉だと思うのですが。

普通の胃腸薬と違い「空腹時服用」なのが特徴的かな、と思っています。

悲報。日経ビジネスアソシエ休刊となるそうです

個人的には大変残念です。こちらには、たぶんいちばん取材していただきました。

残念・・・という声がけっこう上がっています。自分もそうですが、やはり「心の中で応援」しているだけでは十分ではなく、そういう気持ちの人が購読に至る何かが必要なのですが、それがいま見えなくなっているのです。

 

ですが、雑誌がオンライン化していくのは、必然の流れでしょう。大きめの、できればカラーの、Kindleが必要だと思います。電子インクの。

iPadは、ただ雑誌を読むためだけのものと考えると、いくら何でも高級すぎます。また、そもそも電子に特化した雑誌メディアというものも、不足しています。

A4サイズで薄くて軽量で目に優しいカラーの電子媒体で、雑誌が読めればかならず変化は訪れるはずです。

ぜんぜん終わってない漫画家が描く『終わった漫画家』が身に染みる

現在、第2巻まででています。

それにしても福満しげゆきさんは相変わらずというか、ギリギリのペシミズムがとても楽しいです。

漫画家とビジネス書作家は、部分的に共通点があります。

基本的には、編集さんからいただく企画イメージを、具体化することで納品し、あとはそれがヒットすれば良し。ヒットしなければ・・・。 

中には、文章であれ漫画であれ、「自分でもかける編集さん」もいらっしゃるのでしょう。ただ、そこは「外注したほうが速いし確実」といったところだと思います。もちろん「自分じゃかけない」方が一般的かもしれませんが。

個人的に爆笑したのは第2巻の女子校生が編集者さんの「役どころ」でロールプレイする場面。なんとなく「女子校生」がイメージするところの「横柄な編集さんのイメージ」は、あんな感じだろうという気がします。

でもそれはいかにも間違っていて、じっさい主人公の漫画家が「編集はそんなこと言わない」と思うわけですが、この場面を描いているのも本業の漫画家さんなわけで。

 

終わった漫画家(1) (ヤングマガジンコミックス)

終わった漫画家(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

 

終わった漫画家(2) (ヤンマガKCスペシャル)

終わった漫画家(2) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

集中できない人は他人の顔色をうかがう

いっぽうマルチタスクの誘惑に負けてしまうのは、たいてい、他者の期待や要求に応じねばならないという義務感に駆られているときだ。 すると本来、自分が優先したいと思っていたことを後回しにしてしまう。そんなとき、 あなたのなかにはたいてい「相手に高く評価されたい」という欲望があり、それが不安感を引き起こしている。

 

SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

 

 

この本を買って読んで損はないと思う。集中して、一気に一読してしまうことを強くオススメしたい。

上記引用は、シゴタノ!でも紹介したと思うが、繰り返し読み返す価値がある。私たちはこの反対の言い分にどうしても引っぱられる。

シングルタスクに集中している—そういう人を好まない人は案外多い。

よく考えてみれば、シングルタスクに集中している人は「傍若無人」である。人の相手をしながらできる仕事は、片手間仕事なのだ。

タスクシュートでいちばん議論になるのも、実はこの部分なのだ。不本意なことに。

「私は、自分の時間を大切にするよりも、人の顔色をうかがうべきだと思うのです!
ところで私の時間が少ないのはどうしてなんでしょう?」

これは、難しい問題だ。本当に難しいのである。「人の顔色などうかがっていて、どうする?」みんな、そう思っている。これについてはたぶん、9割方の人々が、同意してくれるはずだ。「人の顔色なんかうかがっていて、どうする?」

しかし、実際には人の顔色をうかがう。9割方の人間が、実際、そうしている。

タスクシュートは、理想のリストになってしまう。現実のログにならないのだ。ダラダラしたい。今はダラダラしたいのだ。それが本音なのに、なんとかかんとかという資料を作ってカントカカントカという会議にでなければならない。誰かの顔色を蒼白にさせない。それだけが重要だ。

Twitterで誰かがつぶやく。「人の顔色なんか、伺っていてどうする?」と、そうつぶやいた人の顔色をうかがって、私たちはそれにいいね!を貢ぐ。

24時間のうち、6時間眠っているとして、18時間、人の顔色をうかがって「(他人が満足する他人から見た)理想のリスト」を作り上げ、その他に少なくとも2時間の自由時間を足していたら、毎日はどんどん2時間ずつ、足りなくなっていくはずだ。

タスクシュートは「2時間」を製造することができないせいだ。

倉園佳三さんとの共催セミナーは2時間が一瞬に終わった

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twitter.com

昨日はセミナーの1日でした。

朝の10時から第85回のタスクカフェ。

第1回の時とはもはやまったく違うセミナーですが、85回というのは、それだけでも何かだと思ってしまう回数です。

午後4時から、倉園さんとの共催。

8月4日 最強&最速な自分で仕事をする! 「フォースな心理学講座」(東京都)

なんでしょうこれは?

と思われるでしょうが、大変に面白かったです。

倉園さんは、私とはまったくスタイルが違います。完全にZonostyleです。

私はとにかくスライドをたくさん用意していくし、質疑応答の時間は多くとりますが、原則的に「脱線」はしません。脱線ぽいやりとりも、だいたい想定しているのです。そもそもが脱線しにくいテーマで固めてしまいます。(たとえばタスク管理)。

想定し得ないような質問が飛び出す、ということを放置できないのです。

倉園さんは、ただの1枚もスライドを作ることなく、なのにどこまでも話が続いていきます。想定というものが存在していないか、あるいは考えないようにしているか、といった感じです。

とにかく手ぶらです。

今のような時代には、とにかくこういうようなものがないといけないだろうなあ、と思ったので、今回のようなセミナーが開催でき、しかもまずまず好評で良かったです。第2回もやります。

kokucheese.com

沖縄美ら海水族館

そんなに何度も何度も行くところでも、ないでしょと言われればそうなんですが、ここも沖縄に行くたびに行っています。うちはみんな魚好きなのか?

あまりうまくパノラマできてませんが、人の大きさから水槽の大きさをイメージしてください。

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ここはちょっとしたハックがあります。16時以降はお安くなるのです。ぜひこのタイミングを狙いましょう。

まず、安くなるだけではなく、だんだん空いていきます。かなり人気スポットのため、土日のお昼などに行ってしまうと、魚を見るより人の頭を見る、という具合になってしまうのです。

16時以降というタイミングで水族館へ行くと言うことは、お昼は途中のどこかで済ませていくという流れになるはずですが、遅めに名護などで昼食をとるのがオススメです。名護はおいしいところがたくさんあります。

名護から少し外れになりますが、おいしいハンバーガー屋さんなどもあります。

www.jtrip.co.jp

churaumi.okinawa

沖縄ハック。青の洞窟

これはもう、ハックでもなんでもなくて誰もが知っているし、好きな人は何度となく体験しているいわゆるシュノーケリングですが、私たち家族は今回が初めてなのです。

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娘がやっとこれを体験する気になったわけです。

赤丸の中はApple Watchつけている様子です。しかし、iPhoneは持っていけなかった。持っていくべきでした。

私は泳ぐのは平気なので、水深がどんなに深くても大丈夫です。どうせそんなに底まで溺れることはできないのです。

むしろ怖いのは、この魚の群れです。これは多すぎる。しかも近すぎる。すごいとは思いますが常軌を逸しています。演出過剰な気もします。

水深が深いというのはむしろ気分が良くて、ディズニーランドのフィルハーマジックなどの3D体験を連想します。つまり、下方が遠いということは、空を飛んでいるような感覚に浸ることができて、それが気持ちいいわけです。

あと、真栄田岬は波が高いということでしたが、この日は一段と荒くて、おかげでいささか混雑が緩和されていたようです。

それでも混むのはよくわかります。ここは感動的でした。人がダイビングにはまる気持ちもよくわかります。また行きたいです。

 

沖縄ハック。ソーキそばってなに?

Wikipediaを見れば、これでもかというくらいに沖縄そばのうんちくがあります。興味のある人は完読してみてください。

沖縄そば - Wikipedia

個人的にはしかし、全くのところ「食べれば分かる」しろものです。食べたことのない人は、おいしいのでぜひ食べて欲しいと思いますが、なるべくおいしいところで食べるのがオススメです。

私は最初、空港近くの適当なところで食べてしまって、その後数年食べずにおりました。「これだったら別にいいや」と思ってしまったのですが、それは間違いでした。

沖縄の食べ物全般に感じることですが、非常に素朴な味なのですが、おいしいところで食べるとやたらおいしいです。

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このように、ぱっと見では決して驚くようなものではないのですが、これが驚くほどおいしかったりするのです。

あちこち行ってみて、個人的なオススメは次の3店です。中でも妻子はこぞって「宮里そば」をおします。私は個人的には「八重食堂」がいちばん好きです。

宮里そば|地元の人がこよなく愛する沖縄そば屋

なかむらそばのホームページ

八重食堂|ヤカンに入った出汁をかけて食べる沖縄そば屋

旅行鞄の写真は欠かさず撮ろう

基本中の基本かもしれませんが、あっさり撮り忘れることが自分は多いのです。

たぶん旅行ということで妻と娘の写真ばかり撮るせいでしょう。

それに写っているごく断片的な写真ですら、けっこう後々大事な参考資料となります。

機内に手荷物として持ち込んだのか?

スーツケースは大きいの1つで十分なのか?

1度でも同じ季節の旅行なら、そうそうサイズの違うカバンは必要ないはずで、何にせよ、旅行中に気がついたことが一番大事な証拠です。

カバンばっかり撮っておいてくれれば、と思うことが後になるとけっこうあります。ので、ぜひカバンの、中身は面倒でも外見なら、簡単です。あると必ず役立ちます。

タッチタイピングで指への負担を避けるための心理ハック

普段からの心がけといった話になってしまいますが、簡単に言えば「ボタンを連打してもエレベーターは来ない」ということを常日頃から自分の意識に徹底しておくことです。

少し観察しているとそこかしこで見られる現象ですが、私たちは機械を生物のように扱いがちです。

パソコンがフリーズしたりすると、マウスクリックを連打したりするのです。

街でお母さんが子供を呼んだりするとき、子供に急いで欲しいと思うのに比例するように、お母さんは声を大きくします。

「早く来て」
「早く来なさいよ!」
「早く来いっつてんだろ!?」

言うまでもなく、下の方が声が大きい。言われた子供のほうは、上から順に、ノロノロ来る、走ってくる、はじかれたように駆けつける、という反応になります。

つまり相手に期待する速度に応じて声のボリュームを変えるという戦略は正しいのです。

しかし命令文の意味としてはどれも「早く来い」で同じです。したがって相手が機械であれば、このようにテンションの変化をつけるのはムダです。

「早く動けっつてんだろ!?」とばかりにマウスを連射しても、「どうか動いてください」というテンションでマウスをワンクリックしても、受け取る命令も受け取り方も同じなので、後者のほうが人間の手や指にダメージを与えずに済むのです。

お金があるならば、高性能マシンを買うべきだとも言えます。お母さんの声がつい荒くなるのは子供が聞き分けないからですが、私たちはマシンについても「聞き分けのないバカマシンめ!」と思いがちだからです。

意志力は減るというよりも節約される

意志力が使えば減るエネルギーのようなものなら、それをできるだけ「温存」することが有効な戦略になる。

『スラムダンク』の流川君が、バスケの試合で前半を捨て、後半に集中したようなものだ。

しかしそれでは朝はたっぷり寝坊し、会議にはいつもギリギリで行ったほうが意志力は効果的に使えるという話になる。

ダラダラしている同僚を見て「もしかしてあいつ……午前中は捨てたのか?」などと思う人がいるだろうか? 

午前中ダラダラしている人は、午後もずっとダラダラしているものだ。

 

ぼくたちは習慣で、できている。

ぼくたちは習慣で、できている。

 

 

 書き方がさらさらとこなれているから思わずスッと納得してしまいそうになりますが、私はここに異論があります。

上記引用は「MPは意志の力を発揮するにつれて減じられるから、使ううちに意志力が発揮されにくくなる」という意見に対する反論なのです。

「朝はたっぷり寝坊し、会議にはいつもギリギリで行ったほうが意志力は効果的に使えるという話に」はならないでしょう? と疑問を呈されているのです。

意志力は、単純に「量」だけで計れはしないというのは、たぶん本当だと思っています。多ければ使える。少なければ使えない。それほどシンプルではないのです。

私がMPという概念を通していいたいことは、多くても節約される。少なければいっそう節約される、ということです。

「午前中ダラダラしている人は、午後もずっとダラダラしているもの」かもしれません。大いにありそうな話です。しかしそれには、本で書いてもウケそうにはないけれど、込み入った説明が必要なのです。

そもそも、午前中ダラダラしている人はMPが少ないのかもしれません。これはこれで説明できます。この人は、通勤電車でMPを使い込んでいるので、脳は「厳しい節約モード」をかしているのでしょう。

他にもこういうことがあります。ダラダラしている人は、モチベーションが低いのかもしれません。モチベーションは、MP投入に対する見返りへの期待に左右されますMPに余裕があっても、だから投入できるという理屈にはならないのです。そもそもMPは貴重であり、脳は一貫して節約モードであることを忘れてはなりません。

投入したところで大した見返りはない。モチベーションの低いビジネスパーソンは、みんなそう思っているから、大目にある朝イチだろうと、少なめの残業タイムだろうと、一貫してダラダラするのです。

朝寝坊して、午前中を「捨てた」としても、MPが豊富にあるとは限りません。慢性的に寝不足であるということは大いにあることです。こういう人でも、午前はもちろんのこと「午後も捨て」て、3連休の夜になれば冴え冴えとして、MPをたくさん投入して、暑い中、海の見える居酒屋まで車を飛ばすかもしれないでしょう。

節約モードの脳がなぜそれを許すのか? 見返りがハッキリしているからです。

では、佐々木典士さんのような方は、どうして辺縁系がどうした、前頭葉がこうしたといった、込み入った本を延々書き進めたりできるのでしょう? 脳の作りが違うのでしょうか? 佐々木さんの脳は、節約モードに入らないのでしょうか?

そんな事はありません。誰の脳にしても節約モードです。しかし、見返りがあればそのかぎりではありません。上記引用の本の帯を見てください。著者累計45万部です。そういう「見返り」が得られるほどの本が書けるなら、MPを投入することもやぶさかではない。と持ち主の脳は計算します。

長期間かかることにMPを投入したいのならば、その見返りが確実であることを自分自身に明らかにしなければならない。それしかありません。

 

やる気クエスト(1) (純コミックス)

やる気クエスト(1) (純コミックス)

 

 

 

一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方

一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方

 

 

行動できない理由。不安

ひょんなキッカケで、TwitterのPRかな、『メーテルの気持ち』を大人買いして読んでしまいました。この先生は有名な方ですよね。名前はなんとなく知っていましたが、作品は初めて読みました。引き込まれました。

 

め〜てるの気持ち 1 め?てるの気持ち (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

め〜てるの気持ち 1 め?てるの気持ち (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

この作品はあくまでもラブコメです。どこまで深刻にとるかですが、そこまで深刻にとることは、たぶん求められてないと思います。

でも私はこの種のテーマに深刻になりすぎるんですよね。そういう性格的な弱さがあります。

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め〜てるの気持ち 3 め?てるの気持ち (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

め〜てるの気持ち 3 め?てるの気持ち (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 こちらは第3巻、つまり最終巻の1シーンの引用ですが、このへんのリアリティがすごいというか、「いや」というか、読んでて息苦しくなります。つまり、不安になるのです。

そしてこの種の不安が、かなり人間によろしくない影響を与えがちなんじゃないのかというのが、私の「マインドハック」の原点付近にあるのです。こんな不安さえ覚えなければ、もっと何とかなるのじゃないかと思ってしまう。

そして、こんな不安を取り除くというか、意識せずに、も少しモチベーション豊かにやっていくのに、本当はこれほどのお話しは要らないはずなんじゃないかと思うわけです。もちろんお話しは面白いので、それはそれです。現実として考えたら、という意味です。

自分自身に対する頼りなさというか。だからといって「自分が弱々しい」とも限らずある種の衝動は強すぎる。強すぎる自分と弱すぎる自分に翻弄されてしまう。

強すぎる自分と弱すぎる自分に翻弄されていると、社会の要請に応えにくい。そのことをとてもよく想像できるものだから、小さな目的はなにも達成したくなくなる。でもそうしているとその先は・・・などと考えることはあまりにも怖い。