佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

【マインドハック】

『社会心理学講義』はとても面白い本です。タスクシュートに心を読み取られる体験

被験者にスライドを見てもらい、いつでも好きな時にプロジェクタのボタンを押して次のスライドに移動するよう指示する。 ところがボタンはプロジェクタに実際には接続されておらず、ボタンを押しても何も起きない。 その代わりに被験者の脳波を測定し、指の…

レビューの解像度を上げる

「24時間のリストの中の、24時間分が100%満足できるものだと、確信をもって評価できるようになる。」ここですねw「結果として、リストからあふれるタスクというものは」たっぷりある自分には、まだまだ遠い(この間隔がグッドバイブス的ではないのだと思い…

タスクシューターはグッドバイブスへ急ハンドルを切らなくていい

最近の私の「変化」について不安をおぼえている人へ向けて、この記事を書いているわけです。 もちろんべつに心配はいらないのです。 何度か書いているとおり、そもそもタスクシュートとグッドバイブスは、相反するものではありません。 タスクシュートが言っ…

30分は意外に長い

たとえばですが、セミナーをやるのが初めてで、最初から聴衆の人たちがものすごく不愉快そうで、あなたが入ってくるなら拍手もまばらで、5分話をしたと思ったらだれかが舌打ちした音が聞こえてきたとします。 それから話すべき手持ちの時間が30分だったら、…

「24時間いつでも本気モード」でも「疲れない人」になれる、まったく新しい考え方

いつも本気モード?! とんでもない!! 本気で仕事だの家事だのをやっていたら、すぐに息切れしてしまうし、時間がいくらあっても足りはしない! どうやって時短するか、省力化するか。それを実現するのが仕事術だろう? エネルギーコストをなるべく少なく…

グッドバイブスメールマガジン刊行中です

goodvibes.work ↑ お申し込みはこちらから。無料です。 倉園佳三さんのブログ記事の下に、私の「コメント」を追記するようにしております。 心理学的な内容をコメントしていますが、それに限っているわけではありません。 いつも心理学的にいくばかりでは、…

手帳が有効か、手帳術が有効か、それとも手帳伝道師になるべきなのか?

治癒とはある生き方のことなのだ。 心の治療は生き方を与える。 そしてその生き方はひとつではない。 野の医者は笑う: 心の治療とは何か? 作者: 東畑開人 出版社/メーカー: 誠信書房 発売日: 2015/08/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る…

なぜタスク管理にアウトライナーが欲しくなるのか?

タスク管理とは、記憶術の一種だからである。 たぶんこれが答えになるのだと思います。 記憶術と言えば 良い国作ろう鎌倉幕府 あたりが有名ですが、記憶術を使うのはなんと言っても「記憶力」を「使わずになんとかしたい」からでしょう。 記憶力と言えば「受…

タスクシュートという記憶術

カレンダー覚えが「一般的な記憶力の範囲」をはるかに超えるという理解も苦笑である。 なぜなら「カレンダー」と呼ばれる物自体が、人類の生み出した偉大な「記憶術」の一形態であったわけで、そういう「カレンダー」という存在そのものすら著者は一度たりと…

絶対にやることであれば、タスクリストに追加しておいた方が、タスクを片付けやすくなる

タイトルが長くなりましたが、そのまんまです。 たとえば私が「トイレ」とか「お風呂」をタスクリストに入れておくのは、それは必ず終わらせることができるという意味もあるのです。 行くまいとしても、行ってしまうのがトイレだから。 「やるかやらないかわ…

情報整理が得意な人の脳

ウィスコンシンカード分類課題 という面白い研究があります。 トランプと似ていながら、やたらといろんな形が描かれたカラフルなカードを、被験者は分類させられます。 被験者は、どういう基準で分類すればいいのかわかりません。 検査者は分類の規則を被験…

自分の欠陥を正しく指摘できるような「他人」は存在しない

野の医者は笑う: 心の治療とは何か? 作者: 東畑開人 出版社/メーカー: 誠信書房 発売日: 2015/08/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る とてもとても面白い。 こんなに面白いと嫉妬したくなってくるほど面白い本である。 伏線も巧みに張ら…

「やる気が出ない」のか「実行に困難を感じている」のか

このふたつは違います。 よく「やる気が出ない」という言葉で、両方の意味を兼ねさせてしまうことが多いようですが、私は「実行に困難がある」方が圧倒的で、しかも人を悩ませていると思います。 ひとつの「困難そうな仕事」があって、それを先送りするとき…

どうしてもやる気がわかないときにチェックするべき考え方

「絶対に、重要な課題をきちんとこなし、周りの人に認めてもらわねば。そうでないと、私は嫌われ者になってしまう!」 →このようなとき、深刻な憂鬱、不安、パニックや自己嫌悪が生じる。 現実は厳しい でも幸せにはなれる 作者: アルバート・エリス(Arbert …

断らない力

以前、まったく逆のタイトルの本が大いに話題になったものです。 そこでいわれていたことは、おおむね理にかなっていました。 ということは 基本的に何も断らない というのはまったく理にかなってない話ではあります。 しかし振り返ってみると私は、こと「書…

先送りを避けるために必要なのは意志力ではなく意志

nokiba.hatenablog.jp この記事の中で、次のように書いてみました。 ひたすら一歩だけのことを考えます。するといつの間にかコンビニに着いています。とにかくあらゆる行為(仕事だけに限らず)について、このように考えない癖をつけることで、かなり仕事の先…

「考えない意志力」を発揮することは可能

考えることがエネルギーをすごく奪うんだよねー。たからこのハックは正しい。ただ考えないようにするってのも、一定の意志力が必要なんだ。考える癖がついてるからな。 https://t.co/Bmu6n7a66D — 山中鹿の助 (@sika_kun) October 30, 2019 昨日の記事に対し…

先送りを防止するための具体的方法と気持ちの整理

面倒なタスクを抱えてる時の感覚が「ずっと10kgの荷物を抱えて歩いてる(→ストレスなので何とかして早く処理しようとする)」派と「思い出した瞬間だけ100kgの荷物に押し潰されて身動き取れなくなる(→一旦忘れてる間は普通に歩けるので結局処理できない)」…

先延ばししない人なんていない。タスク管理はゲームです

私の場合、仕事の締切は守れるのですが(着手がめちゃくちゃ遅れることはある)何かの振込とか役所の手続きとかプライベートに関わることだと本当に一切できなくなる心のどこかで「最悪自分が困るか謝るか重い罰を受ければいいや」と思ってしまってる所があ…

「時が来てもやる気がしない」のは当たり前

タスクシュートの伝播などを仕事としていると、「佐々木は当然、そのタスクをやるときが来ればやる気になるんだろう」などとおっしゃる人がいて、とても驚きます。 そんなことはありません。 この世のものは、すべてグラデーションです。行動も同じです。食…

「絲的ココロエ」はすばらしくいい本でした

絲的ココロエ―――「気の持ちよう」では治せない 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2019/03/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「いとてきこころえ」と読むようです。糸を二つ書いてもやっぱりイトと読むのですね。 この本は…

「わかるわかる」をやめる

別の言い方をするならば、以心伝心を止めてみるということです。 これをするだけでも、毎日がかなりの程度、楽になります。 ただこれをするには最低限度の前提として 「以心伝心はない」 ということを受け入れる必要があります。 これがけっこう、自分にも誰に…

一つとして「まったく同一のリピート」は存在しないからこそ

タスクシュートユーザーには話が早いのですが、そうでない方にも難しい話ではないと思います。 □朝食準備 というタスクがあります。 毎日やっています。やることはほとんどまったく同じ。実行する時間も同じ。かかる時間もほぼ同じです。 しかしながら、100…

今日は19時から鎌倉でセミナーです

nokiba.doorkeeper.jp すでに残席1ですが、当日申し込み・参加も可能ですのでご都合よろしければぜひどうぞ! 講師は私ではなく、倉園佳三さんです。平日日刊「グッドバイブス」のブログを精力的に更新中なので、どんな傾向のお話がいただけるかは、ブログ…

タスクシュートのセクションの先頭に気を配る

面白くもなんともないのは恐縮ですが、このところ連日これで非常に安定しています。 夏休みモードです。 それはまあいいとして、効いているのはやはり朝の最初のグッドバイブス。これが言いたいわけですが、つまりそのセクション中、最高の気分になれること…

いわゆる「成功した人のお話」を拝聴するのって、苦痛じゃないですか?

と、いうのは別に驚くようなことではないんですね。 実は心理学の世界には昔から ナルシストの自慢話をずっと横で聞いていると、かなり心理的に健全な人でも、自訴心を損なう という事実が報告されています。 上司や恋人がそっち系であればやむを得ないとは…

より大きな不安を回避するため、私たちは小さな不安を選択し続けてしまう

タスクログから、経験的に「未来は予測できない」ことを知っていた→不安になることにメリットを感じてもいた→けれど、倉園さんから、不安になることのメリットがないことを教えてもらった、という流れでいいでしょうか(・・?) https://t.co/3MRgkxpGkE — 皐…

夜でも朝とまったく同じように原稿を書く「方法」

早くも一年前の記事になってしまった 【フォースを使え!】プロローグ〜自分を高める第2の可能性 を最初に読んだとき、なんとも困惑したことをよく覚えています。 これを書いたのが倉園佳三さんでなかったら、正直この記事を最後まで読まなかったでしょう。 …

文章を書きあぐねるということは

文章が書けなくて困ったことは、幼稚園の頃から一度もない。書き上げる文章の理想形などない。一度書き上げたらあとは編集の仕事。自分の文章や構成が大きく変えられることがあっても、自分の伝えたいことが伝わるならそれで構わない。 こうした言葉が、連続…

焦りに焦っているときに聞こえる声

患者さんと接しはじめた頃、私がふしぎでならなかったのは、幻覚や妄想の内容 でした。 統合失調症の人には幻覚のうちでも幻聴がとても多いのですが、それはほとんどが自分を非難する声や責める声、脅かす声、自分を苦しめる声なのです。 「こころ」の本質と…