佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

使途不明時間に「教養」という項目名をあてる快楽

小泉純一郎独白
小泉純一郎独白 常井 健一

文藝春秋 2016-02-25
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こういう本を買って、読んだ。一気に読んだ。

買う前からすでに悩んでいる自分に気づく。

なんのために時間もないのにこういう本を読むんだろう、自分は?

読んでいる最中も常に自問が続く。

なんでこういう本を読んでしまうんだろう、自分は?

本当に自分に正直になるなら、私がこれを読む意味は、ほぼゼロだ。小泉さんのファンでもないし。しかし面白いのだ。

嘘はいくらでもつける。知るに値する物を識るため。「教養」という言葉が便利なように。そういうウソを自分につけばつくほど、ますます自分に自信が持てるような気がするから、不思議だ。

戦争と平和』とよく似ている。読んで後悔することはまったくないが、それどころか、これを読むと、読まないで過ごしているすべての時間を後悔しそうになるが、それでも『戦争と平和』だけを読んでいるとそのうち『戦争と平和』を読む時間を持つことができなくなるのだ。

安易なベストセラー批判は、若干滑稽です。

このブログで早くも二度目の引用になってしまったが、これを思い出す。構図が似ている。