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佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

不確実情報が足りない

レジデント初期研修用資料 医療とコミュニケーションについて
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この本はとてもとても面白いです。

私は医学を勉強したことがないし、医者になりたいと思ったことすらありませんが、医学生だったらすごく助けられたに違いないという本です。

読んでも中身についてはさっぱりわかりません。それでも随所に唸らされます。そして笑わせられます。

お医者になるわけでもない人には、ぜんぜんオススメする気はないです。買っても何にもならないでしょう。

ただ、世の中は「分からないことを分からないなりに何とかする」必要に満ち満ちているということと、そうでありながら「責任問題」という問題があるため、わかろうがわかるまいがわかっているふりをし続けないとならない人がたくさんいる、というひじょうにグレーであいまいで「モヤッとする」現実を垣間見せてくれる本です。

本書の特徴である「はじめに」からちょっと引用してみましょう。

「分かる患者さん」をより正しく治すやり方は、多くの教科書に記載されています。ところが患者さんが「分かる」状況から外れた場合、たとえばある症状に対して検査を行い、その結果を読んでも原因が突き止められなかったとき、次にどうすればいいのか、教科書にはしばしば、それが書かれていません。

(中略)

 本書は「分からない」状況に陥った研修医に、患者さんを治癒に導くために必要な、「こうすれば何とかなる」というやりかたを提案しています。 

人体と健康となると、こうであって当然という気がするけれど、iPhoneWindowsなど、機械なのにやっぱりこういうところがありますね。「トラブルシューティング」にぴったりはまったら、なんだかとても得した気になりませんか。

トラブルシューティングの通りにやってみても直らない。ないしはそもそも事例として自分の遭遇しているトラブルが見あたらない。「類似のトラブル」への対処法を強引に適用してみたが、望んだ結果が得られない。そんなとき、「こうすれば何とかなる」というブログを探しに行くわけですが。