佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

倉下さんの小説の書き方は私のブログとおんなじだった

ライフハック@京都において、私としては最大の収穫の一つは、この発見だった。

倉下さんが言うには、「小説やフィクションは、一行書いたら、必然的に導き出される次の一行があって、そうしているうちに結末にたどり着く」のだそうだ。

一言一句そのままではないのは、酒の席の記憶による引用だから当然で、補足があったら、R-Styleなどでしていただけるのではないだろうか。

私はそのように、ブログを書く。いまもそのようにして書いている。ここまでこう書いたから、次は次行のように。頭の中ではいますでに三行先を行っている。

そういうわけだから「ネタが切れないんですか?」とか「ネタのストックはEvernoteですか?」と問われると、全然ゼロだというわけではないけれど、そういう風に書くことはまずないから、当惑する。

ネタがあっても書けやしない。そしてネタなどなくても別に書ける。

こういうことを言うと、異常な能力を持っていると思う人もいるらしいが、そういうことではない。しかし、倉下さんが「ネタなくプロットなく」小説を書いていると知らされると「なんと!Rは異常な能力を持っているのだな!」と、ばかげたことに私は思うわけだから、要するに自分ができないことを他人がやっていると「すごいすごい!」と思ってしまうのが通例なのだ。

さすがに書籍はこう書かないが、それは「そうは書かないでください」という方針が、私の外側にあるからで、本当は本もそう書いてもいいような気がするのである。

企画を決め、ネタを集め、目次案を決め、アウトラインを固めて書いているが、そうしたからと言って、そうしないものよりかけた手間の分だけ良くなっている、という感じはしない。

しかし「違うものになっている」という感触はあるので、やっている意味がないとは思わない。つまり本というのは少なくとも単独の作品ではない。でもブログは私の単独のものに限りなく近い。だからこれでいいのだ。