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佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

仕事を一人だけで仕上げるのはおそろしく難しい

私には、いまだに漠然とした情念のようなものを抱えつつも、あまり手を出しにくい分野があるのです。KDPです。もうとっくにやっているべきことなんですが。

昨日、出版社の方と新企画の打ち合わせをしている間、ずっとこのことがアタマにあったのです。企画の打ち合わせも、編集さんによる校正も、編集さんへのいいわけも、なにもかもがないKDPの何という難しさ。

大学へ行ったのは彼女を作るためだが大学構内では彼女を1人も作れなかった問題

このブログで、小見出しを使ったのははじめてではないでしょうか?

さておき、もう自分ではいい飽きていることとして、私は大学へは、「彼女」を作りに行きました。英語学科という学科を選んだのも、第一義的には女子率が高いというだけの理由でした。

「彼女」がそんなに欲しかったのは、もちろん性愛的な理由も大きいのですが、いま思うと

  1. 「彼女と一緒」でないと格好のつきにくい活動をたくさんやってみたい
  2. 起業したい

ということだったと、いまならわかります。しかも1と2は、当時の私の中では、リンクしていたのです。

たとえば私は、少なくとも当時は、「彼女と一緒」でないとテニスサークルなんてやってられないと思いつつ、サークル活動というのはしてみたかったのです。

そういう自己肯定感が、底辺系に低い人間としては、異性から承認されるということによる効果は、おそらく絶大と思えました。その承認欲求を満たしつつでないと、新しいアイディアをビジネスとして世に問う、などということは、到底不可能に思えたわけです。

私が大学に入学した1993年というあたりは、Windows95前夜であり、いまならイメージできるライフハック系ITビジネスなどというものは、実質的に目に見えるところには存在せず、そんな曖昧模糊とした得体の知れないものを「ビジネスにする」などという情念は、自尊心の低い私にとって、盲目的(つまり恋愛的)で熱烈(つまり恋愛的)な賛同者(つまり彼女)の存在なくして、実行に移せない代物だったということです。

しかし大学で私が「彼女にできた」女性はゼロ名だったので、当然4年間何もせずに過ごすような形になりました。いま思うとこれでよかったのだという気もします。あの当時の私の能力とIT環境(というものはなかった)では、起業などしていてもただ「面白かった」だけで終わったことでしょう。

ただ、いまこんなことを思い出しつつ、昨日の打ち合わせに戻ると、自分がたしかに書けるものを書くということであっても、パートナーが居た方が圧倒的に仕事は進めやすいのです。むしろ当時の自分は「孤高の天才」とか「創造性は個性に宿る」といったことがらを、中二病的といって悪ければ実存主義的に妄信していたので、その時にすらパートナーが必要だと思っていたようでは、いま1人だけで仕上げられる気はまったくしないのです。

仕事のパートナーとかいうのは実のところ、発酵だとか化学反応だとかそんな説明はまったく必要なく、ただ、「相手が壁とか鏡ではなく人間である」だけで十二分だと思えるのです。

 

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