佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

進まないプロジェクトは「優先されやすく」しておく

優先順位を考え直す、という決意表明がありますが、まずそのログを残すとどうなるか、という問題が本来はあります。

次のような問いに答えます。

  • なぜ今、優先順位を考え直そうと思ったのか?
  • 今の季節、年月日、時間帯は?
  • 優先順位を検討し直す必要性はどのくらいあるか?
  • なにを「やってしまった」から優先順位を考え直したいのか?

私の知る範囲内では、優先順位を考えたくなるほとんどのケースでは、やりたいことややるべきことが多すぎて手が回ってないことが気になっているのに、それとは全然違うことに時間を費やしてしまっているということです。

仕事が立て込んできていて、夏を前に早朝から運動しようとしているのに、実際には夜中にゲームしている、などです。

だから、「今の自分にとってなにが本当に必要かを、徹底的に考え直す」ということが必要に思われるわけですが、おそらくその時間がない。

「夜中」に「ゲーム」を、「本来優先すべきこと」に「優先して」興じてしまうのは、優先されやすい状態にあるからです。優先順位というのは、何らかの意味で、過去の自分がそのときの気分に応じて下した判断ですが、現在の判断はそのときの状況に応じて、過去の判断とは異なるものになるということです。

そして現在の判断は、優先されやすいものに向かう。そこにゲームが置いてあればゲームをするでしょう。そこに、ダイエット器具があったらまた少しちがうかもしれない。

私は、「そこ」に一日のタスクリストがあります。しかし、それでもなにかに脱線したくなったら、タスクリストの中に「今すぐ脱線する」ということにしてしまえばいい。そうすることで自分は計画に従おうと、衝動に従おうと、比較的「理想的な自我」に従おうと、「ダメな自分」に従おうと、とにかくどうであれ、タスクリストを優先することだけはできます。

そしてそのログに、「過去の自分」「衝動的な自分」「理想自我」「脱線する自分」のカオスが残っていきます。それが自分の影みたいなものです。

そこまでいったら、このブログでも一度書いた「リフティング方式」でタスクリストに「進まないプロジェクト」をおいておきます。それは、絶対に手がけられるとは限りませんが、「優先されやすい」ものになります。

nokiba.hatenablog.jp

ゲームがそこに置いてあったからといって、必ずゲームをするとは限らないでしょう。しかし、やれる余裕があって、やりたい気分の時には、やる予定になくてもやってしまう。

出会いやすいものを人は選ぶでしょう、それは。