佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

タスク管理では誰しもが悩む

しかし、実際の仕事の現場では、「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」ということもない。というリアルな現実があるわけです。

そして、それらのタスクは、バッファを超えて降ってくることも、しばしなのです。

 

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(本記事中の引用は以下もすべて「情報管理LOG」さんです)

これは、どうしても発生する問題です。特に過酷な現実に直面しているなら、タスクリストもログもいずれも過酷になっていくので、悩んだり苦しんだりせずにすませるというのは不可能です。

私は「やりたいことをやれない」ということと「やらなければいけないことができない」という状況は、分けなければならないと思います。その上で考えますと、後者の「やらなければ済まないことすらできない」はいかにも過酷です。

有限な時間の中に納めるには、「何か」をカットしなくてはなりません。でも、カットされた部分は、どこに???

どこにも行きようがありません。「絶対にやらなければいけないこと」は「カットすることはできない」のです。なぜならそれは必ず「ログ」になるからです。「絶対にやらなければいけないこと」というのは原理的に「ログ」にならずには済まされないはずです。「やる」のですから。

「カットできる」のはあくまでも「やらずに済むこと」に限ります。

リストはそう容易に削除できない

まさにそうです。だから「クローズドリストの苦しさ」のみならず、あらゆるタスク管理、あらゆるタスクリストの苦しさも同じです。現実がそこまで過酷で苦しいのに、タスクリストに苦しみが反映されていないというのはおかしいでしょう。

絶対にやらなければいけないことだけでリストを構成して、それでも24時間を越えてしまうとき、タスクリストから必然的に、絶対にやる必要のあることまでをも削らなくてはなりません。でそうでなければ「絶対にやる必要のあることをしない」という選択を選ぶことになります。

タスクを断ったり、後回しにしたり、リストから削除したり、ということが全て可能かというと、なかなかできない現実とのギャップに皆悩むのです。 

この悩みこそ、必要な悩みです。こうならないのであれば、悩む必要などありません。どれ1つ削ることができないもののなかでなにかを削るか、できないにもかかわらず何らかのタスクを先に送る。こういったことこそが、「決断」の名に値するものです。

 私はタスクシュートが、クローズリスト以上のものだと思うのは、常にそのギリギリの決断を迫るリストを作りだすからです。現実がそこまで過酷でないならば、そこまでの決断を迫ってはきませんが、本当にどれひとつ削り得ない内容で、さらになにかを削りたいというほど厳しいときには、リストが驚くほど選び抜かれたラインナップになっていきます。

24時間の中に最低でも26時間が入らなければならないとき、睡眠時間は4時間半で、これ以上睡眠時間の削りようなどなく、どの仕事も絶対にやらなければならず、食事も間食もギリギリまで短くしているのに、それでも入りきらないというリストになったとき、急に「これは後だ!」ということが見えるのです。

こういうリストにしてみなければ、絶対に気がつかないような発見をするのです。

こんな発見をするには、悩んだり苦しんだりしないというわけにはいかない。リストアップされているから不安にならないなどということはなく、むしろリストそのものが不安や、ときには恐怖を与えてきます。それはリストがクローズだということとはあまり関係なく、現実が恐怖をもたらしているのです。

それでもタスクリストを作ることには意味があるのです。株が暴落しているとしたらそれはおそろしいことですが、損切りするなら速いほうがいいし、即決を確実にサポートしてくれるのがタスクシュートだからです。

 

なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術

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