佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

16時にオヤツはよくてもマンガ読むのはダメな理由

第53回のきばトークにて、倉下さんとふと話していて、「たすくま」に頼るということの意味を1つ、思い出しました。

youtu.be

たすくまのデイリーリストに「これからオヤツ」と書いてあるのに、そこで「オヤツ」を先送りにしてマンガを読んだら、ダメなのです。必ず終わらない仕事が続出して、このブログも書けなくなります。

「オヤツ」とあるのは、わけがあります。16時であればすでに仕事がいくつかは終わっており、油断しがちな気分です。しかも疲れています。そこから800字程度書くことすら、そんなに簡単ではないでしょう。

そういう気分の時『大奥』でも読み始めようものなら、一気に8巻ぶんでも読みかねません。

 

大奥 14 (ヤングアニマルコミックス)

大奥 14 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

しかし「オヤツ」を一気に8食分も食べることは不可能です。空腹を満たすと「元気になったような錯覚」を得ることもできます。マンガを読むことによって、それほど明確に何かの欲望を満たすことはできないものです。

また、おやつを娘と食べると、妻はその間娘の相手をせずにすむため、家事に何かしらの貢献を果たしたような空気が醸成されます。こうした空気は後々、仕事にやや集中を要したとき(このような時間帯に仕事に集中を要するようではダメですが)、風呂の時間が押しても妻の機嫌がいささか長く保つのです。

タスクリストのとおりに生きるなど息苦しいとよく言われますが、休憩時におやつかマンガのどちらかを選ぶかで、大きな混乱を招くくらいなら、どっちを選んだって幸せなのですから、混乱しない方を選びたいというのが人情です。

タスクリストのとおりに生きることで、気づかないうちに大切なものを失っているといった、ロマンティックで大げさなお話もありますが、そんな大きな話はどこにもありません。おやつを食べるかマンガを読むかは、判断に苦しむ微妙な差異で、リストがなければ休憩時にどっちを選んでもいいようなものでしょう。

しかし、こんな些細なところで、人はタイムマネジメントに失敗します。その失敗によって失うものだって、見ようによっては別に「大切なもの」と言えないくらいです。最悪でも、もしかすると、原稿の締め切りを1日落とす程度か。

しかし、なるべく予定どおりにいくなら、社会人としてはその方がマシでしょう。

大好きなマンガを読めず、唯々諾々とおやつを食べる私は、iPhoneの奴隷か? そう考えるのはやっぱり大げさというものです。