佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

Kindleで読書量が3倍に増えた

これは不思議なことです。読む速度はほとんど変わっていないだろうからです。

どうしてKindleだと、読む本の量が増えるのだろう。

意外と「つまらない話」なのですが、中でも一番つまらない点はまず「Kindleだと本が安く買える」ために、ついつい買う本が増えるため、読書量が増えたということが明らかにあります。

次に、フォントとフォントサイズを常に同じにできます。これは一見地味ですが実に大事です。私は岩波文庫のフォントが大変苦手で、あれは大事な本を読ませないためにインテリが結託して編み出された形態に違いないという陰謀説を信じたくなるくらい苦手なのです。個人的な感覚に過ぎないのですが。

とにかく、どんな本でも読みやすい文字の形とサイズであるだけで、こんなに何でもすいすい読めるのかと驚きます。いつも全く同じというのはつまらないかもしれませんが、結局本を「読む」となると形状はつまらないくらい目立たないほうがいい感じがします。

それから、しおりが不要です。いつでも続きから読めます。いつでもです。どういう状態であってもそれが可能です。しおりを挟む手間も暇もゼロになります。時間が節約されるというよりも、最後まで本を読む負担がこれで軽くなるのです。

そして、常にサイズが小さくて軽いため、「持ち歩くのに苦痛を感じる本を読まなくなる」という問題から解放されます。その意味でKindleには、もっと様々なサイズ(メモサイズからA4くらいまで)を出して欲しいですし、やはりさらなる軽さを目指して欲しいです。

また「厚さ」というものがなくなったため、「まだこんなにあるのか〜」という感覚を一切意識しなくなったことも大きいです。「厚さの意識」は、しばしば「読書体験」として意味を持ちますが、いったん解放されてみると、実はほとんどの場合よけいな感覚でしかなかったと思い知ります。「読んでいるうちに、終わりが来る」というので充分なのです。

また、危険なことではありますが、続きを即座に買って読めます。これもまた大きなことです。さすがに月の上限などを決めておかないとまずいな、と思うようになりました。

Kindleの短所はたくさんあります。iPhoneを使っていると、いちいち、「そうかこれKindleだからな・・・」という残念な気持ちになりますが、それでも「紙の残念さ」と比べたら。

とにかく上記に書いたような話の繰り返しを書いていてもしようがないのですが、「今日の鞄は重いからな。これの続き読みたいなあ」と思いながら置いていかなければならない残念さは、どうしようもないものです。