佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

未来のタスクとは過去の記録であり、未来の計画とは記録のレビューであるということ

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こちらの記事には非常に大切なことがいくつも述べられています。タスクシュートユーザーはぜひご一読して欲しいです。

タスクシュートは毎日のタスクリストですが、プロジェクト単位であれ、チェックリストレベルであれ、基本的に計画=記録となるのが理想的です。「遠足のしおり」の持ち物リストは、そこに書かれていることを全部リュックサックに詰めたら準備が終わっている、というのが一番いいはずです。

プランしかない、というのはとっても困ります。チェックリストにチェックを入れたら、片端から消えていくというリストがありますが、あれだと、何をいれたのかカバンを見なければ分からないということになってしまいます。間違ってチェックしても、やっぱり分からなくなります。

プロジェクト管理などの場合は特に、いままでやってきたことのほうが、これからの計画などよりよっぽど大事なことがよくあります。リストがどんどん消えても、残りの仕事が見た目上減ってうれしい、と言う程度のメリットしかありません。せっかく何月何日に何をしたという記録が自動的に残るのに、それが隠されていくのはとても残念な話です。

たすくまのチェックリストは、まだ実行していないタスクのためにあり、メモ欄は実行後のタスクのためにある。そうとらえると、チェックリストとメモ欄それぞれの使いかたがはっきりし、チェックリストの用途もひろがるのではないかと思います。(太字は佐々木)

「たすくま」のチェックリスト活用法3選 – iPhoneと本と数学となんやかんやと

 

たすくまに触ったこともない人には、何のことかよく分からないかもしれませんが、チェックリストというのは基本的に全部、こうあるべきだといつも強烈に思っています。これを海外旅行などのために何度か使い回してみたら、毎回一から真新しいチェックリストをこさえて、それを捨ててしまうという行為の大変な理不尽さが、火を見るより明らかになるでしょう。

「冷蔵庫の中身、ここ数日のメニュー、季節感、スーパーの安売り、自分と家族の好みなどを加味して今夜の夕食を考える」

一般に家事と呼ばれている「掃除」「料理」「洗濯」といったことばからは思い浮かばないかもしれない、だけど生活するには絶対に欠かせない細かな家事でした。

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こういったことがストレスになるという問題は「夫婦の意識差」なのかもしれませんが、意識差を埋めるだけでは相変わらずどちらかにストレスが残ったままになります。

ここにあるのはリピートタスクであって、ログを残すことと、ログをプランにするという流れで解決可能です。 

ここ数日のメニュー、季節感、スーパーの安売り、自分と家族の好みなどをそれぞれ検討して「プランを立てる」となると、とても難しくなりますが、数日間何かを作ってみてその記録を残していけば、そこには当然「数日のメニュー」が一望できますし、季節感も何かしら反映されているでしょうし、スーパーで安いものを買っているでしょうし、家族の好みも無視されてはいないでしょう。

季節感を考慮して、特売を考慮して、家族の好みを考慮したメニューは、すでにあるのであり、ただそれを忘れ去るか捨て去るかした上で、また一から作り直しているか、他の人にも作ってもらおうとしていると、どうしてだかストレスになります。

リピートタスクのログは常に、文脈を反映します。人は文脈を無視した行動を繰り返せないものです。したがって、まずプランを未来に投げようとせず、それがストレスだと思ったら、やってることを記録に残し、それをそのままプランにしてしまえばいいのです。