佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

自分のやりたいことがはっきりしないとき、失敗リストを役立てる

これは別にストイックな話ではありません。

失敗したことの中には、自分がやりたくて仕方がなさ過ぎて、というものが多いと思うのです。

テニスをしていていると思うのですが、私たちのレベルにおいては「強制されないミス」による失点が非常に多いのです。要するに絶好球が来て「来た!」と思って決めにいって勝手にネットする、という類いです。

テニスでこれをやるのは全然いいんですが、現実にこれをやると意外と「トラウマ」になることが多い気がします。

つまり絶好球を「来た!」と思って振るとトラウマになるという流れで、非常にやりたかった諸々がトラウマのタネになってしまえば、「自分のやりたいことが分からない」という結果になって当然ではないかと思うわけです。

ミスを探す

やりたいことを軽々しく試し、やや浮つき気味に生きてきた私には、こういう経験が多いわけです。

だからやりたいことを見つけるには、ミスを探すわけです。そこには当然失敗の記録にまつわる苦々しい記憶が残っているわけですが、その前に「やりたかったからやってしまった」という動機づけが見つかりやすいのです。

人間、失敗をすれば、特にそれで痛い目を見ると「2度とこんなことをするものか」と思ってしまいがちですが、2度としたくないのは「失敗」のほうであって、失敗を作り出した行為そのものを2度としたくないわけではないはずです。

(ろくでもない男性とつきあってその体験に絶望した女の子が2度としたくないのは、その男性とつきあうことであって、恋愛全体ではないはずでしょう、といった話です)。

この2つを分けるわけです。と言っても感情的にそんなにうまく分かれてくれませんが、概念の中では分けるべきです。

それができれば、やりたいことが見つかる上に、やりたいことをやろうとした失敗の記録(記憶)も同時に手に入り、いまならやりたかったことをもっとうまくできる可能性が高くなっているということになります。

ミスのレビューは「カイゼン」以上に、やる価値があります。