佐々木正悟のメンタルハック

メンタルハックをテーマにおいたビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のワークスタイルを中心に書いていきます

【電子書籍】書店が電子書籍を出せるようにする事業はできないだろうか?

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「それはむずかしい」理由はいくらでもあるでしょうが、今のままでも「難しい」のであればやれそうなことはやってみる、という考え方もあるでしょう。

著者と書店の間には、距離があります。はっきり言って、新しい本を出して、それが爆発的に売れているというのでない限り、著者は書店さんのところに行って、「どうも〜」などとやって歓迎されるものではありません。

ただ、十分売れそうなコンテンツが、事実上書籍として流通していないというケースは相当数あって、問題はもちろん、その「売れそう」なのが本当に売れるのか、紙を電子に直したとしても売れるのかというと、そんな事はないわけですが、でも売れる場合もあるのです。

上の記事にもあったとおり、仮にすでに書籍として存在しているとしても、その権利問題や、データ化の手間といったこともあります。

とは言え、一冊の本のデータ量などたかが知れていて、多くても10万字程度です。じっさいにはそれ以下です。直接スキャンするなどして「吸い出す」のに問題があるというのなら、書き直せばいいのです。すでにコンテンツ化が終わっているような本をリライトするなど、簡単なことです。(誤字などの編集だけなら、クラウドファンディングでもできますし、がんばって自力でやってもいい程度のことです)。

電子化に書店が携わり、書店では電子化したタネ本を売る販促にする。これによって売れる程度の売り上げは、あまり版元さんに意味はなく、著者にも売り上げ自体が利益になるわけではないので、この種のことは書店さんが主導するのがいちばんいいように思います。

また、紙が売れず電子書籍が売れても、書店の利益にもなる。(この点で現在のKindle化はいかなる意味でも書店側に利益がないのが厄介なのです。版元さんは決してそうではないのに)。

ただしこれを実行するには、今のような書店さんと著者の淋しい関係ではとても無理で、せめて「ご近所さん」としてでもつながっておく必要はあります。しかし現実には、そういうのこそいちばんむしろ難しく感じられるわけです。

ので、両者の間をもって、かつ、最低限度のKDP編集だけをやってくれるようなサービスって、登場しないだろうか? ということをふと思いつきました。