こういうものが好きな人であれば、きっと面白いです。
ちなみに私は対談に登場したり「のきばコメント」つけたりしているものの、この本の制作はほとんど純さん任せだったりします。
というわけで、ふつうに読みました。本当にいかにもな感じの「公式ファンブック」です。エニックスさんとかからでているといわれても事情を知らずにいれば、私だったら信じてしまいそうな。
そして久しぶりに全巻読み返してしまって、大変面白いですね!
ストーリー作成にはほとんど携わってないもんだから、読者的に原作者がたのしめてしまうのです。
改めて一点だけ思うことがあるとすれば、やはりMPが出てきていて、薬品があったら良かったかなあ、という点。そうだった場合、話は戦士中心より魔法使いに比重がうつっていたかと思ったりも。
出てこないのが不思議なくらいな内容なので、ここまで徹底的に「MP」という概念がなかったことが、逆によかったのかもしれないとも思います。
とにかく改めて読み直すと、改めて「原作を」書き直したくなったりしました。そうかこれが二次創作的な感覚なのかもしれない。原作者だからそれはそれで変なものですが、きっと原作者が二次創作したくなることなんてざらにあると思いますね。
というわけで、「やる気」についてまったく興味がなかったとしても買って損はないと思いますよ!