佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

『風雲児たち幕末編』30。遣欧使節団から高杉晋作、土佐勤王党とめまぐるしく

 

風雲児たち 幕末編 30 (SPコミックス)

風雲児たち 幕末編 30 (SPコミックス)

 

 

この物語もようやく本当に幕末まで来たので読者として感慨深いという、実に長い長いコミックです。

いわゆる維新の志士と呼ばれる人たちは結局

  • かなり頭がいいので思考で情勢を把握できる
  • あらゆる手段で何とか情報を集めまくる
  • 実際に海外に出て事情に詳しくなる

このいずれかなんですね。そういうことが楽しみながらなんとなくわかってきます。みなもと太郎さんには感謝しきれないくらい感謝しています。

子供のころ、なぜかと言うか当然のように父は司馬遼太郎が好きだったせいか、たぶん父の本を読んで以来強い印象があった『人斬り以蔵』が、このマンガだとまったくちがう印象の好人物に描かれていて、そういう意味では武市半平太もそうですが、とにかく印象が変わりました。

はっきり言って『人斬り以蔵』の岡田以蔵は、殺人狂のテロリストですよね。子供のころの印象ですが、作家が伝えているイメージとして、そんなに間違ってないと思います。

流儀もなく自己流の剣を使う以蔵は、身分制度に対するコンプレックスを払拭するように殺人剣を磨いていきます。そんな殺人マシーンを作ったのが武市半平太だったのでしょう。以蔵も彼に忠義を示しますが、その恩に報いる手段が殺人だったいう、歪な主従関係を読み取ることができます。

土佐勤王党を結成した武市半平太。龍馬や以蔵との関係、辞世の句などを紹介 | ホンシェルジュ

 

 

人斬り以蔵 (新潮文庫)

人斬り以蔵 (新潮文庫)

 

 

吉田東洋さんなんかも、ずいぶん風雲児たち読んで、印象変わってしまいました。とは言えこれは、元が本宮ひろ志さんの漫画の印象だったので、そちらに偏りがあったといえば、あったのですが。

 

 

猛き黄金の国岩崎弥太郎 (1) (集英社文庫―コミック版)

猛き黄金の国岩崎弥太郎 (1) (集英社文庫―コミック版)