佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

『職業としての地下アイドル』を読書中

 

職業としての地下アイドル (朝日新書)

職業としての地下アイドル (朝日新書)

 

 

なにかとても勉強になります。なにを勉強しているのかは、まだよくわからないのですが。

こういった文化というものが、いろんな分野において欠かせないんだ、と思うのです。

私はセミナーをするので、友だちから「よく人前で話ができるね」と感心されたことがあるんですが、人前だから話せるのです。

テレビや雑誌の撮影は、ファンが不在でも成立しますが、ライブハウスでの活動は、ファンが不在では成り立ちません。金銭的な理由もありますが、それよりも、技術力の低い地下アイドルは、ファンからの歓声がなければライブを成立させることができないからです。

(引用元はすべて『職業としての地下アイドル』)

本当にそうで、達人とは、反応がない、もしくはそもそも相手がいないところにさもいるかのように振る舞ったりできる人たちのことなのです。ブログもそうなのですが、「プロブロガー」のほうがプロでなくてもできるのです。「入門者」ブロガーは大変です。「ファンからの歓声がない」のです。

お客さんが彼ひとりしかいない日でも、臆することなくヲタ芸をして、大きな声で私を応援してくれた姿を、私はいまでも鮮明に覚えています。

自分一人しかいなくても全力で応援できるというような「ファン」はもはや「ファンの達人」です。私なんかはこういう時はホントダメで、他に人がいっぱいいても「全力で応援」したりできないタイプです。

世の中には、毎日ブログを続けると決意しても1日でフェードアウトしてしまったり、本を出すのが夢だったのに、企画が通って以来1文字も書けないという話が、実在するのです。

そうした人に欠けているのが、自分一人しかいなくても全力で応援してくれるというような「ファン」です。実際、なぜか毎日のように面白い面白い言ってくれる人がいたから、何年もブログが続いたという話があったりします。

そういう意味で私は、「創造的活動」と「消費活動」をあっさり線引きして、時間を創造的活動のために使おうといったタイプの価値観には、いまひとつ共感できません。「強力に消費してくれる人」の存在なしには創造できないということはよくあります。そういうケースにおいてなぜ「創造的活動は消費活動より価値が高い」と言えるでしょうか。