佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

タッチタイピングで指への負担を避けるための心理ハック

普段からの心がけといった話になってしまいますが、簡単に言えば「ボタンを連打してもエレベーターは来ない」ということを常日頃から自分の意識に徹底しておくことです。

少し観察しているとそこかしこで見られる現象ですが、私たちは機械を生物のように扱いがちです。

パソコンがフリーズしたりすると、マウスクリックを連打したりするのです。

街でお母さんが子供を呼んだりするとき、子供に急いで欲しいと思うのに比例するように、お母さんは声を大きくします。

「早く来て」
「早く来なさいよ!」
「早く来いっつてんだろ!?」

言うまでもなく、下の方が声が大きい。言われた子供のほうは、上から順に、ノロノロ来る、走ってくる、はじかれたように駆けつける、という反応になります。

つまり相手に期待する速度に応じて声のボリュームを変えるという戦略は正しいのです。

しかし命令文の意味としてはどれも「早く来い」で同じです。したがって相手が機械であれば、このようにテンションの変化をつけるのはムダです。

「早く動けっつてんだろ!?」とばかりにマウスを連射しても、「どうか動いてください」というテンションでマウスをワンクリックしても、受け取る命令も受け取り方も同じなので、後者のほうが人間の手や指にダメージを与えずに済むのです。

お金があるならば、高性能マシンを買うべきだとも言えます。お母さんの声がつい荒くなるのは子供が聞き分けないからですが、私たちはマシンについても「聞き分けのないバカマシンめ!」と思いがちだからです。