佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

情報整理ツールScrapboxに期待したい


自分が設定した決め打ちの分類軸ではなく、また一般的に流通している分類軸でもなく、情報そのものにある記述的な説明によってつながりを増やしていくこと。そうしたものが担保する自由さに身を任せてみること。そこにScrapboxの神髄がある──ように思う。

rashita.net

 

この点については、倉下忠憲さんがかなり先をいっているように思うから、そこでなにが見つかるかに期待しているところです。

私は「整理マニア」なところがあります。整理していること自体が趣味で、それをするとどうなるの?とまっとうに問われると少しイライラしてしまう。

「超」整理法で野口悠紀雄さんが「整理しない整理術」という言い方をしていて、すごく考えを改めたということがだいぶ昔にありました。

その後、たびたび話題に出すのですが、ぜんぜん反応がない「パーマンノート」というアプリをたまたまMacで見つけ、非常に興奮したものです。これも学生中のことでした。

基本的には、情報という情報を1カ所にまとめ、それぞれに階層式タグを付けてやると、タグの絞り込み方次第で、抽出される情報リストが違う顔を見せるという発想です。これは「フォルダ分け」ではできないことで、「タグとタグの組み合わせでクエリする」それに「タグこそ階層式にする」という発想であってこそ、面白いものになるのです。

この発想はメモキットというアプリに受け継がれていたのです。しかもこのアプリはPalm対応でした。

www.vector.co.jp

世の主流は決してこういう方向に進むことはなく、分類と言えば「フォルダ」でした。なぜわざわざデジタルがアナログの真似っこをしなくてはいけないのか。

ここへEvernoteがでてきたのだから私が興奮したのは当然です。タグが階層式になって、しかもタグはいくらでも作れる!
ひどいときには、日に10時間以上もEvernoteのタグをいじっていたこともありました。
ただ、残念だったのはタグが「疑似階層」だったこと。そして、「ver.5」のあたりから、私が希望する方向を切り捨てつつあるように見えたことでした。

情報をどのように分類するのが適切かということが、情報をある程度分類してからでないと、見えてこず、ある程度分類してみた後、じつはそうでない分類をしてみた方がいいのではないかということが見えてきたりするのです。

これも度々言及してきたつもりですが、はてなブックマークとタグクラウドが今よりずっと盛り上がりを見せていた頃、どなたかが「分類名や、どんなタグがついているかはどうでもいいことで、多くの情報にあるタグがついていて、それと同じように情報をまとめている人が多くいるという事実そのものを活用できるようにしたい」と述べていたのに、強い印象を覚えました。

Amazonで本を探すとき、これをときどき実感できます。
三冊の本が面白いと思ったとき、その三冊の本がどんな名前でカテゴライズされているかを発見することが大事なのです。