佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

習慣化に必要なのはシンプルさ

私たちはつい、家計管理を、「予算を組む」作業と考えてしまいます。計算して、その月の各項目の支払いにいくら必要なのかを考えるのです。この部分は簡単です。けれども、立てた計画を守ることは、まったく別の努力を要します。

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これはとても、タスクシュートと時間管理の問題と似ています。

 

タスクシュートも少なからぬ人が、「予定を組む作業」と考えています。しかしまさに「立てた計画を守ることはまったく別の努力を要する」のです。

 

タスクシュートのいいところは、「容易で続けやすい」ところです。反対の意見が盛んに立てられるのですが、それは見た目の問題です。

 

タスクシュートは続けやすいのです。私が思うにほかのツールの問題点は、継続の難しさにあります。

家計簿と似て、タスクシュートは難しくない。だからこそ家計簿も、このくらいの人々に続けることができているのです。

 

家計簿は、いざたくさんのレシートが溜まってしまっても、基本的には順繰りに、一つ一つ片づけていけばいい。

タスクシュートも、問題は常に一番上の項目をやるかどうかです。いくつかのリストから選ぶという問題には決して直面しないですむ。この問題は、使い込むほど面倒になりがちなのです。

 

「予算内でやりくりできるかどうかは、あなたの行動に大きく左右されるから」とは、まさに時間管理でも同じです。

リストをいじるべきなのではなく、行動に感覚を持ち込む必要があるのです。

 

時間内に用事やプロジェクトをなんとかできるかどうかは、あなたの行動に大きく左右されるのです。まさにそうではありませんか?

 

もしも、家計を「総額」ではなく、いろんな口座やおサイフの、いろんな「現有資金」に分けたあげく、「それぞれの予算」を検討しだしたら、たぶんほとんどの人がたちまちお手上げになるでしょう。

 

しかも、おサイフで節約したから、銀行口座から使ってもいいや、などと考えるでしょう。だからいつまでも、金銭感覚が身につかないでしょう。これが時間感覚にも当てはまるのですが。

 

リストが3つも4つも分かれているタスク管理ツールは、私にはとても使いにくいと思われます。