佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

いつしか「文字数」だけが文章のゴールになってしまったときに

くだらない話をします。私も物書きだからです。

長い文章を書いていて、いつしか「文字数」だけがゴールになるということは、ままあることです。

子供が漢字をひらいてはマス目を埋め、読点を増やしてはマス目を埋め、○を二つつけてマス目を埋めて、一刻も早く作文を終わらせようとするのと同じことです。

これこそが、脳のMP節約戦略なのです。

MPは貴重。MPはなくなってはならない。だから見返りが得られるかどうかわかりもしない「長文」や「作文」は最小限度のエネルギーで切り上げねばならない。

子供とはいえ侮ってはなりません。

子供だって、「読書感想文は面白くない」と書くよりも「どくしょかんそうぶんはおもしろくない」と書いた方が、なにも考えることなくマス目が埋まるという理知的な計算をやってのけるのです。

「仕事において、やりがいを感じることはなんですか?」という質問に対して、第1位となったのは、「お礼や感謝の言葉をもらうこと」(62%)。続いて「仕事の成果を認められること」(56%)、「目標を達成すること」(50%)という。

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MPは貴重である。使ってはならない。もしどうしても使わなければならないなら・・・それだけの見返りが必要なのである。

「お礼をもらう」というのは重大な見返りです。

「成果が認められる」のも同じく重大な見返りです。

(もしもあなたがお礼を「あげる」とか成果を「認める」側に立っているなら、これを出し惜しむリスクをよくよく考え直すべきです)。

学者が論文を書いているのに「もじすうがごーる」になってしまうとすれば、自分が研究だの論文だのに心血注いだところで、何の見返りも得られるものかというむちくれた気分に陥ってしまっているせいなのです。

環境を変えましょう。
MPを注げば注いだだけのものを返してくれる環境に身を置くなり、無理なら今いる環境を変化させる必要が、やっぱりあるのです。

そんなのことができるくらいなら、とっくにそうしていると思われていることでしょう。でも私も物書きなのです。同じような結論にいつもかえってくるのです。