佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

ライフハッカーならではの悩み

何故ならば、引き継ぎ体制に関する情報がメールでなかなか出てこない。

「何故メールを出さないのだ……」と私は思ってしまうのですが、報告や連絡、相談を口頭のみで済ませてしまう人は少なからずいます。いや、済ませてもいいんだけど、結果だけは展開してくれないかな。

久々に元の事業所へ出勤したら、初耳の情報をいくつか聞く事態。いやいやいや、メール連絡してよ。

kt-zoe.com

この世には、分かる・できる、だからこそ適応できないということがたくさんあります。

「「何故メールを出さないのだ……」と私は思ってしまう」のに私も100%同意できますが、これに100%同意できない人もいるというか、おそらくその方が多いのではないでしょうか。

そもそも、会社に出勤しても会議がなければ一言も声を発さずに帰り、「私、出勤する意味ある……?」と思うこともしばしばある仕事なので、ということもあると思います。

人とやり取りしてないわけではないんです。人とのやり取りはメールやチャットツールなど、基本文字です。リモートで全く問題ない。

 そうなのです。いずれはそうなっていくでしょう。ただ、「いずれ」とはいつなのか。それが5ヶ月後なのか5年先か15年先かで、ずいぶん個々人にとっての意味は違ってきます。

「私、出勤する意味ある……?」という疑問を誰1人まったく持たず、会社に黙々と忠勤する人ばかりだったら、たぶんその会社は危うくなるでしょう。

だから「私、出勤する意味ある……?」という疑問を発することは貴重なのですが、その貴重さというのは、現段階では会社を変革する貴重さではなく、存在することの貴重さだ、というように思えます。だから、いるだけで貴重だけど、その当事者は苦しむだけ、といったことになるのです。

その昔コリン・ウィルソンが「アウトサイダーの存在が文明社会に不可欠だが、その必要性は理解されることなく、アウトサイダーは疎外の苦しみに耐え続けるほかない」と書いていましたが、それとどことなく似ています。

私にはそういうことができないから、会社員ができないのですが。

 

アウトサイダー(上) (中公文庫)

アウトサイダー(上) (中公文庫)