佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

他人が何を考えているか、わかりますか?

まず、何をやるのか考えます。  

次に、自分がそれをどうやるのかイメージします。  

そして最後に、自分で自分を励ますのです。  

この作業が 上手くいくかどうかで、スムーズに行動できるか、できないかが決まってきます。

 

 

自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)

自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)

 

 

私は小さい頃、「他の人の心を除き知る方法」を手に入れたくて仕方がなかったものでした。

人だけではなく、例えばイヌだとかタコだとか、結局「自分以外の主観」というものはどうしても知り得ないのだろうか?と思うと、急激に不安になるのです。突き詰めると、この世には自分しか存在してないのかもしれない、などと思い始めてしまうのです。

 

マトリックス (字幕版)
 

 『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』には読むたびに深い衝撃があります。自閉症のことがわかるというのではありません。(それもないわけではないのです)。

人の主観がわかる。これほど主観を精緻に報告してくれるようなことは、そうあるものではない。

僕たちが見ているものは、人の目ではありません。

「目を見て話しなさい」とずっと言われ続けても、僕はいまだにそれができません。相手の目を見て話すのが、怖くて逃げていたのです。

僕は、どこを見ていたのでしょうか。  

みんなにはきっと、下を向いているとか、相手の後ろを見ていると思われているのでしょう。  

僕らが見ているものは、人の声なのです。

私には「声」が見えたことはありません。ですから、そう言われるまでは決して考えつくことがあり得ない視点でした。これはまさに「主観」でしょう。

こんな本が書かれているということ自体、驚くというのでは表現しきれないほどのことです。冒頭の通り、単に何かを「する」ということさえ、著者にとっては簡単ではありません。

認知、記憶、運動。何を取っても一筋縄ではいかないのです。

いつ、どこで、誰と何をしたということは、その時のことは覚えているのですが、全部がバラバラでつながらないのです。  

僕たちが困っているのは、このバラバラの記憶が、ついさっき起こったことのように、頭の中で再現されることです。

むしろ私の記憶はなぜ時系列があるように思えるのだろう?

なぜ、記憶がバラバラではないのだろう。