佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

信頼できない人の元では、モチベーションの維持が難しい

ちょっと面白い心理実験を見つけました。

英文なのですが。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/desc.12388

「マシュマロテスト」は有名ですが、以前から私はあの実験、特に未就学児にとっては「後でもう一個もらえる」ということを「信用するかどうか」という問題はどうなっているのだろう、と感じておりました。

あれはあくまでも「もらえることが前提」となっています。

  1. もらえるのに我慢できない
  2. もらえるなら我慢できる

この2択しかないように思えます。

しかし、

  • もらえるというが信用できない

という心理はあり得ないだろうか?

2個もらえることが確実でないのなら、せめて1個だけさっさと食べてしまうのが吉です。

そういう実験をやっていた人々がやっぱりいたわけです。

そして、当たり前といえば当たり前ですが、「信頼に値しない大人」が「待っていてね」と言っても子供は有意に待たないのでした。

逆に言えば「信用できる大人」の言葉であれば待つわけです。

マシュマロを我慢する。

この心理、大人であったらどうなるでしょう。

信頼できない組織や上司のために、やりたくないことを我慢して成果を出す心理的苦痛に耐えるかどうか。

信頼できるケースではどうか。

非常に単純な話ではありますが、結局同じ構図ではないのかという気がします。

そう思うとこのテストは「成功する子・しない子」なのでしょうか。そうかもしれないけれど「成功させる人・させられない人」ではないかという気もしてきます。

 

マシュマロ・テスト――成功する子・しない子 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

マシュマロ・テスト――成功する子・しない子 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)