佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

お経ライフハック

十如是というもの、ご存じでしょうか?

ご存じないのが自然ですが。

私は家が寺という不幸に恵まれていたために、4歳の頃には十如是というものを、意味が全くわからないままに暗唱できるくらいにはなっていました。

にょ〜ぜ〜そう〜にょうぜぇりきにょうぜさーにょうぜえいんにょうぜたい

こんな感じで4歳児が「暗唱できている自分に酔っている風」にしゃべっているとイメージしてみてください。ちなみに上のは順番が狂っています。

如是相、如是性、如是体、如是力、如是作、如是因、如是縁、如是果、如是報に加え、如是本末究竟等が説かれる。

十如是 ‐ 通信用語の基礎知識

しかしこれってなんといいますか、良くも悪くも、本当に良くも悪くも、目標やミッションをインストールするべく頑張っているライフハックと、どこかしか似ていませんでしょうか?

だいたいにおいて、「これは記憶しておくに値するものだ!」となったらScrapboxだかEvernoteだかに「クリッピングしておく」として、その中でも選りすぐりにものを「撰集」にしてまとめる。というと妙に聞こえがいいですが、その撰集こそまさにお経そのものだと言われたら、ちょっと聞こえが悪くなるような気が・・・しませんか?

•にょぜそう
は外から捉えられる姿

•如是性にょぜしょう
は内面の姿

•如是体にょぜたい
は相と性を合わせたもの

•如是力にょぜりき
は相・性・体に内在する力

•如是作にょぜさ
は力が実際の作用となること

•如是因にょぜいん
は内在する原因

•如是縁にょぜえん
は因を補う外来からの助縁

 

ここの部分だけ、うちの宗派では3回繰り返します。それだけ重要っていうことだったわけですが、なるほどなんだかそれっぽいことが説かれていますね。

こういうのってしかし、よくよく考えてみると実によくわからない言説だとも思いますが、私には結局よくわかりません。体感できないと、わからないことってたくさんあります。(ご親切な方へ。解説はけっこうです。もういろんな人に何十度も解説されてきていますから含む父親)。

 要するに「わからなくても覚えておく」わけです。もちろん人によっては、「意味のわからないことを唱えさせて覚えさせておいてなんになろうか。それよりも意味を何度も教えた方がまだしも救いがある」とおっしゃるし、それにも一理ある気がします。

ただ、「とにかく意味はさっぱりでも覚えておく。すると、もしその意味がわかる体験をしたときに、暗唱したことを即座に思い出せる。こういう風に理解をうながす」という方針も確かにありまして、「お経系」はこの方針が多いのです。

ということを今日たまたま、テニスで「バックボレースマッシュ」(と私が勝手に名付けているもの)が決められて、「あ、こういうことね」と理解しました。再現性低いそうですけども。