佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

成功しすぎるという失敗

 

ど根性ガエルの娘 1 (ヤングアニマルコミックス)

ど根性ガエルの娘 1 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

 

「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還

「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還

 

最近2冊のよく似た本を続けざまに読んだ。

すっかり考え込まされてしまった。

見方によっては突っ込みどころ満載の両者であり、どうしてこうなった?と思わずにはいられない。

例えば両者ともほとんど破産寸前といったところに追い込まれてしまうのだが、そんなことってあるものだろうか? とくに「ど根性ガエル」である。私たちの世代で、知らないものはいない。アニメを一度も見なくても漫画を一話も読んでなくても知っている。あのど根性ガエルだ。

あのレベルまで行くと、漫画を一冊刷ることは、札束を刷っているのに等しい。そのお金を使い切る?仕事がなくなる?どうしてそうなる?

大成功とは恐ろしい。成功したらどうするべきかを学校で教わったりした人は、多分いないだろう。せいぜい「杜子春」を読んだことがある程度だ。古代中国におけるフィクションの成功くらいしか知らずに、本当に現実で成功してしまったら、どうなるのか?

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これってちょっと、ひどくないだろうか?

「ど根性ガエル」を超える成功?

「ど根性ガエル」以上に面白い作品?

どうすればそういう作品が描けるのかを、教えられる人はきっといない。

ここで何をすべきかは、よくわからない。

しかしここで何をしてはだめかは、なんとなく想像がつく。

次のようになるのは、避けなければならない、のだが。

少し酒に酔った状態で眠剤を飲むと、やがて、フワフワとした酩酊状態が訪れる。この感覚の中でないと眠れなくなってしまうまで、さほど時間はかからなかった。

 

「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還

「うつ病」が僕のアイデンティティだった~薬物依存というドロ沼からの生還

 

 

文章がとてもうまいので、とても気鬱にさせられる。自分までそうやっているかのようだ。

私たちは、自分が抱えている役割を、放棄するわけにはいかない。ただ放棄しようと思うと、ストレスがきつくなりすぎて「酒の力」などを借りずには夜も眠れなくなる。

でも、自分が抱えている役割を、完全に果たそうとするのもまずい。同じことが起こり、酒の力が多大に必要になったりする。

何より必要なのは「自分の抱えている役割」をはっきりさせることだ。そして可能なら「整理」(辞退も含む)しなければいけない。

そうしないと山のような役割が、雨あられのようにタスクを降らしてきて、夜眠れない人を作り出す。