佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟のブログです。ビジネス書作家のライフハックを中心とした生活ブログです

私たちは曖昧さに耐えられないところがある

拙著『グッドバイブス ご機嫌な仕事』やこのブログに頻繁に登場する「意味づけ」とは、出来事や他人の言動について、

「本当はそうでない可能性があるにもかかわらず、そうであると自分で勝手に結論づけること」

goodvibes.work

 

この一説を読んですぐ思い出したのは、ときどきセミナーの間中、にらむような厳しい顔をされている中年男性のことです。

「うーん。やはりチャラいライフハックとかが気に入らないんだろうか・・・」とか、ついつい余計な妄想をしがち。ひどいときには「そんなにつまらないなら、聞きに来なけりゃいいのに・・・」などと、自分で作り出した妄想に自分で腹を立てる始末です。

で、やっぱり気になっているので直接どうだったかを尋ねたりするのです。すると「いや、とても素晴らしかったです!感動しちゃいました!」なんていう反応をされて、はっきり言って衝撃をうけるのです。

だったらもう少し柔和な表情で聞いてくださいよとかは言いません!

心理学の言葉に曖昧耐性などと言って、曖昧な状況にどれくらい耐えられるかという基準値なわけですが、どうも、曖昧耐性が低いと物事がうまくいかなくなる気がします。

男女の仲などでも、曖昧な状態に耐えられず勝手にぶち壊しにしてしまうというケースがあるような気がします。

仕事でも、すぐに関係者が返事をよこさないからと言って、「やっぱりまずい提案をしてしまっただろうか・・・」と思うくらいはまあしょうがないとしても、「だったらさっさと断ればいいのに!」とかいう発想を持つのは、いかにもダメな気がします。

本当はそうでない可能性があるにもかかわらず。