佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

ライフハックはメモ術である

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この発想で何もかも片付くというわけではないのですが、いまのように、ライフハックという語の指す範囲があまりに広くなって、何を意味する言葉でもないというよりはましな気がします。

ライフハックは、メモなのです。もう少し絞ると、IT時代のメモ術といったあたりでしょう。

そう考えれば、ライフハックという言葉が廃れつつあっても定期的にノート術が一気に広がっていく理由がわかる気もしてきます。最近でいえばもちろんバレットジャーナルでしょう。

 

バレットジャーナル 人生を変えるノート術

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 流行となるメモ術には、大別して2つの方向性があります。

  1. 情報整理としてのメモ術
  2. 作品としてのメモ

興味のない人にしてみれば、ここで理解に苦しむような「論争」も行われてきました。たとえば、デジタルではとっさに絵を描きにくいところから「右脳」と「ビジュアル」の関係が取り沙汰されてみたりしています。しかしこれは最近のiPadによって、たぶん新たな段階へと入っていくでしょう。

デザイナーさんやイラストレイターさんの「ノート術」に、ある種の憧れのようなものが加わって、「メモ術」はどうしても二つの方向に枝分かれしていくわけです。情報か。作品か。文字かイラストか。つまり左脳か右脳か。

もちろんイラストや作品が描けるんだったら、私だって描くわけですが、描けないのだからこれはしようがない。私はもっぱら「書く」のです。それは「情報」です。

そして「書く」人はだいたい文字もあまり綺麗ではなく自分で自分の字が好きでもなく、後で読めなくなりやすいから、「キーボード派」になりやすい。小型軽量なのに二つ折りのQWERTYに変にこだわって、狭っ苦しい画面なのに18mmのキーピッチにうるさいという「ライフハック」はこのようにしてなくなりません。

一方で「ノートに作品を描く」方の派閥にもライフハックは必要です。小型軽量のメモとペンはどこにでもあって、バッテリーも不要なのはとても素晴らしいけれど、Evernoteのようにタグ付けできないし、もちろん検索機能はない。分量が増えれば増えるほど、むしろメモ術=ライフハックが欠かせないのです。