佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

一つとして「まったく同一のリピート」は存在しないからこそ

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タスクシュートユーザーには話が早いのですが、そうでない方にも難しい話ではないと思います。

□朝食準備

というタスクがあります。

毎日やっています。やることはほとんどまったく同じ。実行する時間も同じ。かかる時間もほぼ同じです。

しかしながら、100%寸分違わずまったく同一のことをするという日は、一日もありません。

じつに当たり前の話ですが、だからこそ

「リピートタスクばかりやっていて、成長とか進歩が止まっていない?」

という懸念について心配する理由はなくなるわけです。

身内の自慢めいて大変恐縮ですが、娘が先日バイオリン・コンクールを無事に乗り切りました。

無事に乗り切ったという表現がとてもしっくりくるくらい、見ていて恐怖を感じるコンクールでした。

君は本当に小学生か?中の人が入っていて、その人はプロなんじゃないの?

と言わずにはおれないような子供が続々登場する。その中で、まあ「うまい方」ではなかったが、居てはいけないというほどヘタでは決してなかったというのが、親として見ていてすごいなと思ったほどでした。

その娘にして、「まったく同じリピート練習」を毎日4時間。直前には5時間も繰り返していたのです。だからうまくなれるわけで。

もちろん娘を圧倒的に凌駕していたような、プロにしか見えなかった子供たちは、その倍くらいの「リピート練習」をしていたはずです。

毎日同じことをするというのはじつは大変なことです。しかし、誰も「ヘタになるべく繰り返す」人はいないし、人はみずからの「ロボット」を成長させるのですから、ごくわずかにでも違っていて、しかも意識的に繰り返しているなら、そこには長足の進歩が実はあるのです。