佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

タスクシュートはなぜわかりにくいのか?

 

エンジニアのための時間管理術

エンジニアのための時間管理術

  • 作者: Thomas A. Limoncelli,株式会社クイープ
  • 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は、かなりの良書です。時間管理の本でこれ以上の本を書くのは、けっこう至難の業です。

にもかかわらず、おそらくこの本を知っている人はかなり少ない。理由は簡単で、理解するのが困難、読み通すのすらかなり困難、この本を読みたがる人はKindleが好きだろうに、この本は紙でしか出てないのです。

またこの本、引用がしにくいのです。ちょっと引用したくらいでは、本で主張したいことがまるで反映させられません。つぎの序文の第1文目を読めば、この本のわかりにくさが理解されるでしょう。

 

自分への覚書

拝啓 自分(なぜなら、ほかの誰に言うのか)

 

たしかに一部の人にウケそうです。それに実のところ、この内容には主張もあるのです。しかしこれは、通常のビジネス書にはゆるされない書き方です。

ひとつ本書の読み方を私は提案したいと思います。この本は、「タスクシュートの理解度をチェックする」ために使えるのです。

タスクシューというものは、まったくわけがわからないし、「クセが強すぎて使い物にならない」と思うなら、本書も同じようなものに見えるはずです。

逆に、タスクシュートは素晴らしいし、これなくして時間管理ができないと思えるなら、本書の内容も理解が行くはずです。

それでも本書はなお読みにくいかもしれません。それがとりもなおさず、タスクシュートのわかりにくさであるかもしれません。