佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

なぜタスク管理にアウトライナーが欲しくなるのか?

タスク管理とは、記憶術の一種だからである。

たぶんこれが答えになるのだと思います。

記憶術と言えば

良い国作ろう鎌倉幕府

あたりが有名ですが、記憶術を使うのはなんと言っても「記憶力」を「使わずになんとかしたい」からでしょう。

記憶力と言えば「受験」です。

人が最初に記憶術を多用するのもきっと「受験(または定期試験)」の時でしょう。

「メモ」とは記憶術のために用いられるもっとも汎用性の高いツールです。

考えてみると「計算用紙」とは「記憶術のメモ」です。

語呂合わせも記憶術ですが、「年表」を書いたりする記憶術もあります。

これら「記憶術のためのメモ」をトコトン集めて本にでもまとめたら「記憶術フェチ」や「メモフェチ」がきっと手に取ってしまいそうです。ここにライフハックの源流があります。

タスク管理というのは、

  • やることを記憶力でまかないきれなくなった人のための記憶術

なのです。

計画ノートに「計算用紙」を含めることができるとは思えません。計算用紙という「記憶術のためのメモ」は、受験計画をまとめたノートとはまったく別の用途のメモなのです。

しかし、強引にひとつにまとめるとすれば、

  • 受験計画のノート

には

  • 模擬試験を保管したもの

が含まれているかもしれず、そこに「計算用紙」が入っている可能性はじゅうぶんに、あります。

この受験計画のノートがタスク管理であるとすれば、そこにたとえば「ブログのネタ」(計算問題とそのための余白)を入れるか入れないか、という問題が必ず発生するのです。

「入れない」というのが一般的でしょう。

計画表と受験参考書は分けておくのです。

しかし、「入れたい」と思うことも多いでしょう。

計画表の中に受験勉強用の資料もあれば、計画を実行する中で勉強も済ませられるので、一元的滑走路を進んでいるような安心感があります。

ただ、これを紙のノートでやるとなると、何もかもが一カ所に集まった巨大なノートやバインダーを持ち歩くことになるので、まったく現実的ではありません。

デジタルであれば、タスク管理にアウトライナーを「綴じ込む」ことは容易です。少なくとも物理的なボリュームに苦しめられるという問題はありません。

問題になっているのは「記憶術」です。思い出したいタイミングで、思い出すべき内容が記録されていたり、容易に呼び出せるツールです。

ブログを書くべき時間になったら、ブログを書くために必要にして十分な情報が即座に現れて欲しい。

鎌倉幕府成立年を問われたら、たちまち必要にして十分な情報が脳内に現れて欲しいのと、これは同じです。

綴じ込んだり、展開したり、リンクを張ったりするのはすべて、

  • そのときどきに最適な情報

というものが、ひんぱんに入れ替わるからなのです。