佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

タスクシュートはユーザーのタスク実行力を強化する

歯ブラシやクシがいつも置いてあるところに置いてないと困るし、あるはずのトイレットペーパーがなくなっていたら困るのだ。

ましてや自分が飲むはずになっていた牛乳がなくなっている…・・・なんていうことだ、オレの朝はめちゃめちゃじゃないか。

ふだんから威張りくさっている父親なら、この歯ブラシやクシがない時点でカンカンになって怒り出すだろう。

トイレで怒り、冷蔵庫を開けて怒り出す。家族に当たり散らしながら、駅へ着くと電車が出たばかりであることを知る。

そして、それでまた腹を立てることになる。

こういう風景をみてもわかるように、私たちの暮らしが、いかに決まり切った配列や順序に支えられてあるか、そしてその配列が違うといかにパニックになってしまうか。

 

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 タスクシュートユーザーは、こういうことには強い。

ということは、タスクシュートが強化しているのは、ユーザーの意識していない行動の記憶、ということになる。

私たちは、普段はこういう自分の行動を、ほぼ意識しない。

GTDだったら、これよりもっと「気になること」などを優先したほうがいいと言うだろう。

それにも一理ありそうだ。

ただ、気になっていないことのなかに、もっと気にすべきことが隠れていることが少なくない。

少し変えるだけで、もっと本人が快適になるだけでなく、家族と仲良く暮らせるかもしれない。

そうしたら、もっと自分の仕事が素早く終わるかもしれないのだ。