佐々木正悟のライフハック心理学

ビジネス書作家・佐々木正悟の公式ブログです。なるべくならお役立ち情報を出していきたいと思っています。

レビューの解像度を上げる

 いい質問ですね!(笑)

私たちはみんな、目的をもってタスクを実行しています。たとえその目的を意識してなくてもです。

たとえばトイレに行くなら、それは目的があります。

また、食事をするなら、もちろんそれは目的があります。

おくさんとのおしゃべりも、もちろん目的があります。

休憩にも睡眠にも間食にもゲームするのも、ことごとく目的はあるのです。

後からではなくて、その場その場で自問してみてほしいのですが

  • いまのこの行為には意味があるか?

と内心につぶやくと「ある!……少なくともなくはない」

と、どんなときでも言うと思うのです。

だから、よっぽどのケースをのぞくと

  • 24時間分が100%満足できる

というのが本当だと思うのです。とくに、ある程度でも本気でシングルタスクをやっていれば、ここに例外はないと思っています。

それは後からだったら、

  • あのときはゲームをせずに、中国語の勉強をすべきだった

などと思えるかもしれません。

でもそれは無責任な言い草というものです。

そのときその場の自分であれば、

  • いまこのゲームをする代わりに中国語の勉強なんて、砂を噛むよりやりたくない

ということになっているはずです。

私はいまでは「本気でやれないことならばやらない」ルールにしているから、24時間ぜんぶ本気でやれるという結果を得ることができています。

「結果として、リストからあふれるタスクというものはたっぷりある」かもしれません。それはただ、翌日以後に送れば良いだけです。というよりも、現にそうなっているでしょう。

どうしてそれではいけないと思うのか?

それは、レビューの時間が短すぎるからです。

自分の時間の使い方を真摯かつ誠実に振り返ってみれば

  • あのときは、これ以外はやりようがなかった

と、どんな瞬間についても思えるはずなのです。

つまり、現在ただいままでにやってきたすべての時間の使い方が「これ以外やりようがなかった」=「100点満点」であるとすれば、タスクが残っていようとなんだろうと、他のやり方はできなかったのです。

過去のレビューをざっとスルーしてみてしまって「ふーん」で終わってはいけないのです。

解像度をぐっと上げて、あたかもそのときのその場に再訪したようにしてみれば、「あのときはこうするしかなかったな!」と強い納得感が得られるはずです。

「24時間のリストの中の、24時間分が100%満足できるものだと、確信をもって評価できるようになる。」

というのは、その当然の帰結です。

そんなものは、悟りの境地でも何でもないわけです。(笑)